杉野栄二 のバックアップ(No.3)


「技術」は教わるものではない。 技(わざ)も術(じゅつ)も盗む気が無ければ身につくわけがない。

興味を持っていること

ハードウェアと アプリケーションソフトとのあいだにあるあたりの、 どちらかといえばハードウェアに近い側に興味があります。

オペレーティングシステムについて

OSがやっていることは、あいもかわりませんが、ハードウェアは進化しつつあります。 そんなハードウェアを生かすOSを考えたい。 特に、並列マシン向けのOSに興味があります。

プログラミング言語について

UNIXを作るためにC言語が作られましたが、次世代のOSを作るためのプログラミング言語を考えたい。

日本語について

学生諸君には、分かりやすい文章を書く訓練もして欲しいと思います。

最近学生のレポートを読んでいて気になったこと

文頭の「なので」が増えている

文頭の「なので」は、文章としては誤用だと思います。テレビ朝日のアナウンサーが書いている日本語研究室に分かりやすい解説があります。一読を勧めます。日常の話し言葉としては許されても、きちんとした日本語の話し言葉としては許されません。 文章ならなおさらダメです。

図書紹介(学内からのみアクセス可能) で、文章トレーニングの参考になる本も紹介しました。

履歴

技術歴

  • Lispプログラマとしてスタートしたので、Lisperの血がときどきうずく。
  • その後Prologから始めて、論理プログラムの時代が続く。 Prologの処理系開発にもかかわった (LispでPrologコンパイラ書いたりした)ので、実行時の内部動作を思いうかべながらPrologを 書いてしまう。 アセンブリ言語よりも低レベルなマイクロ命令とかも扱った。 逆アセンブラとかも作ったっけ。
  • オブジェクト指向言語プログラマでもあった。 多重継承できなきゃオブジェクト指向じゃあないと思う。 だからJavaは、なんか中途半端で納得いかない。 論理型オブジェクト指向言語でGUI書いたりもした。
  • 並列プログラミングと出会ってしまう。 逐次処理の世界がもどかしい。
  • 日常作業は awk, sed, shellスクリプトでたいていのことができてしまって、まともにプログラムすることも減る。
  • 組み込みソフト、組み込みOSの世界に足を突っ込む。 組み込みの世界はソフト屋の世界じゃあ なくて、電機機械屋の世界だなぁと思うこのごろ。

ふりかえれば、アセンブラから関数型言語、論理型言語、オブジェクト指向言語、並列言語、スクリプト言語と、いろいろと手を染めた。 Lispは美しく、アセンブリ言語は最強で、論理型言語は楽しい。

リンク

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